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2006年3月10日(金曜日)

臓器移植目的の海外渡航について

カテゴリー: - Takashima_Aki @ 12時42分11秒

参考:臓器移植目的の海外渡航、腎臓151人・肝臓199人(asahi.com)

結局国内での移植手術が間に合ってないからこういう事になるわけで・・・
ドナーもそうだし、手術の出来る施設の絶対数が足りてない。(まぁ、今更か?
そもそも現段階で国内の手術可能な施設でも次の患者が待っているからと、手術直後の患者を半ば強制的にリハビリさせて追い出すやり方は納得いかないと常々思ってきたわけで...(結局また再入院せざるを得ない状況になるんだよな、大抵・・・
ていうか、莫大な費用の掛かる手術自体に健康保険等の公的な補助がつい最近まで微塵もなかったのは、行政の意識不足の現れだし・・・公的補助が施行されても、実際に適応されるのは極一部の患者のみ。
しかも、症状の重い患者に関しては切り捨てられているようにすら感じられる今の規定では、公的補助はあってないようなものだと思う。

まぁ、『アジアでの移植は安全面のほか、死刑囚からの臓器提供や臓器売買など倫理問題も指摘』とかってあるけど、関連疾患を抱えた患者・家族・関係者からすれば、順番待ちを余儀なくされ、高い費用を強いられる国内移植よりも遥かに現実的だしそっちに流れる気持ちも分かる。
行政やら今回この調査を行った厚生労働省なんかは、事態を重く受け止めるべきだ。

国民をちゃんと守れない行政は国にあらず。増税とかホザく前に責任を果たせ。

・・・とまぁ、昼頃に起きていたり(最近太陽見てなかったなぁw)するような廃学生のぼやきでした。

 

コメント

このコメントのRSS

  1. 日本の医者が未熟すぎるという点もありますなぁ・・・
    どんな医者もアメリカとかと比べると圧倒的に経験不足なのですよ・・・
    だったら生きれる可能性の大きいほうへ流れるのも又自然・・・

    行政に関しては・・・もはや何も言うまいて・・・なぁ・・・・

    Comment by Ice — 2006年3月10日(金曜日) @ 20時33分29秒

  2. 言いたいことはとても分かります。
    お気持ちの程も深くお察しします。

    さらに踏み込んで、問題を打開するためには、
    何をしなければいけないとお考えですか。

    Comment by だいにゃん — 2006年3月10日(金曜日) @ 20時35分48秒

  3. 確かに医師の未熟は否めないと思う次第・・・
    もう結構年のいった先生が未だに現役であちこちから引っ張りダコって言うのはそれの現れだしね...個人で見たときのスキル差が大きすぎて話しになってない...(・・;)
    次の代に技術が継承できていなきゃ全く意味をなさんよねぇ〜・・・orz

    まぁ、少なくとも今上げてきた問題点に関しての早期解決(?)っていうか、改善...
    若い医師の教育と場慣れするだけの実経験...また新療法開発なんかも引き続き...
    課題が多すぎるような気がしてならんとです...(・・;)

    Comment by Takashima Aki — 2006年3月10日(金曜日) @ 20時38分04秒

  4. よく承知しているように、若手医師の教育も新療法の開発も不断の努力をもって日夜続けられています。
    「年のいった先生」の側には大勢の若い先生がついておられ、
    技術の習得に一生懸命になっていることを是非覚えて下さい。

    最初の問題提起で行政面にご不満を抱いているようにお受けし、
    それに対してどのような政策が必要かとおたずねしたつもりですが、
    私の質問の仕方が悪かったですね。すみませんでした。

    Comment by だいにゃん — 2006年3月10日(金曜日) @ 21時50分15秒

  5. 若手医師の教育云々は一応知っているつもりですが、どうもちゃんとした形で患者・家族側に現れていないようにも感じられます。
    確かに優秀な方は実際おられますが、自分達の知るところでは数が多いとはとても思えないのが現状です。
    私の知る所では月一で担当医師が変るようなシステムであったので、割と沢山の医師の方のお世話になっている患者自身が、誰が担当であっても心配しないでいいようなくらいの人数が育ってくださる事を切に願いますね。

    行政の改善点に関してはやはり公的補助の適応条件をもっと危機的状況の方向けにも適応できるようにすべきです。
    自分が知る限りではやや症状の重い方は既に対象外となり、本当に助けの欲しい人のところにその救いの手が向いていません。
    今はどうかはちょっと分かりませんが、私が知っている範囲ではこの事はよくよく調べてみないと分からない事で...一瞬の期待の後に奈落に蹴落とされるような、そんな感じすら受けました。
    正直何のための公的補助かサッパリです。

    ・・・とまぁ、書き始めると長くなるので、この辺りにしておきます...m(_ _;)m

    Comment by Takashima Aki — 2006年3月11日(土曜日) @ 07時01分20秒

  6. 大変良く分かりました。
    ありがとうございます。

    Comment by だいにゃん — 2006年3月11日(土曜日) @ 07時22分13秒

  7. いや、なんでこんな事聞くかというと、これから就活で面接試験を受けるよね。
    そしたらちゃんと筋道立てて言っているかどうか試験官(私も一応人事やってるのよ)は注意しています。

    さっきのコメントだと
    「大学病院って、教育機関でもあるわけなんだから、
    そもそも質の高い先生を沢山かかえること自体難しいんじゃない?
    そういうことは移植外科に限った話ではないよね」
    とか、
    「行政が責任を果たせって自分で言ったのに、『責任を果たすための政策』を言って貰わないと、答えになってないんじゃない?」
    と突っ込まれるかもしれません。
    (別に無理して答えなくていいよ)

    Takashima氏は誰よりも深くこの問題に熟考されていることは私はよく分かっています。
    この機会にまたいろいろ考えてくださいませ。

    Comment by だいにゃん — 2006年3月11日(土曜日) @ 08時02分55秒

  8. 何ていうか、考えてる事は沢山あるのですが、どうも矛盾なく自分の考えをまとめるのは・・・ねぇ??w
    確かに就活で必要な事でしょうね...疑問点を挙げられる力。それに対する考えをまとめる力。
    う〜ん・・・難しい...(・・;)

    Comment by Takashima Aki — 2006年3月11日(土曜日) @ 08時24分09秒

  9. じゃ「お前などう考えてんだよ」とお叱りを受けるので、私なりの提言を…

    ・移植療法専門の施設を作ること
    ・移植を必要とする人と実際に受けられた人の比率の毎年の変化を厚生労働省の職員の退職金に反映
    ・ドナー登録者には保険など一部負担控除措置あり、登録拒否者には一部追加負担

    現状は「大学病院が治療を行う以上、未熟な若手医師がぞろぞろ滞留する傾向はやむを得ない」という認識にたち、
    移植専門のスペシャリストを集中投下できるスキームが必要と考える。

    まず「箱物」、次に「官僚の責任を目標数値と報酬で規定」、そして「財源の確保」。
    国立がんセンターのような特定の疾患に徹底対応した施設が移植療法にも必要だと私は考えています。
    逆に言うと、箱物があると官僚は動きやすい…
    そしてその行政を司る官僚について、彼らは責任の区分と到達点がハッキリすると、驚くほどサクサク仕事をします。
    最後に財源だよね。これは増税に頼るしかない。
    それなら「臓器提供できない方」に「提供できる人」の負担をシェアしましょうというのが、フェアかなと考えています。

    そうなれば、Takashima氏の言うような「優秀な人材の確保」「補助の拡大」につながるのでは、と思っていますがさて…

    Comment by だいにゃん — 2006年3月11日(土曜日) @ 08時29分44秒

  10. ここまで頭回りませんでしたよ...(・・;)
    あえて一つだけ...『ドナー登録者には保険などの一部負担控除措置あり』とするのであれば、別に登録拒否者に対してわざわざ一部追加負担を新たに設ける必要もないように思いますが...
    そもそも強制的にするのではなく、善意で提供してもらいたいものですが...(;´▽`A“

    Comment by Takashima Aki — 2006年3月12日(日曜日) @ 05時05分48秒

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